敢えて異業種を選ぶ

光というものは、照らすものと照らされるものがあって成り立つ空間デザインであると言えるでしょう。例えば美術館を想像してみてください。数々の美術品の一つ一つの魅力を最大限に引き出すため、照明の角度はかなり繊細に調整されていると思います。店舗デザインにおける照明プランを考える時にも、この照明効果は重要と言え、植物の鉢やお花、テーブル、オープンキッチンであればキッチンにも、特別に照明を当てることで特徴のある空間へと変化して行くでしょう。また、全てを明るく照らすのではなく、陰影を利用して空間の広がりを演出すると言ったアイディアも照明効果で叶えられるのではないでしょうか。例えば洞窟を想像してみてください。明るい場所から暗い場所へ、逆に、暗い場所から明るい場所へ行くと、同じ空間内でも大きく雰囲気が変わることに気付くでしょう。一つの店舗の中出会っても、明るいところが好きなお客さん用、暗いのが落ち着くお客さん用と言ったように、照度を変えて空間を設定することにより、お客さんにとってのお気に入りの席というものを提供することが可能となるでしょう。こう言った照明効果は、その器具により予算の高低はあるものの、工夫次第で比較的低予算での実現も可能なため、店舗デザインとして取り入れやすいものであると言えるでしょう。こう言ったアイディアやセンスは、自身の展開したい業種以外の場所でも多くのヒントがある場合もあるため、自身の感覚が「魅力的」と捉える空間などに足を運び、実際にどう言ったライティングをしているのかというものを見て学ぶというのも大切でしょう。業者さんを依頼する場合、その業態を得意とする業者さんでなく、美術館やアーティスティックな照明を手がける業者さんに依頼するというのも面白いかもしれません。

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